更新 2014年12月23日
20期の皆様、今年も残り少なくなってきましたが如何お過ごしですか。
例年、クリスマスのご挨拶や旅行記などを小山君のご要望にお答えして、素直で従順な性格ゆえに、
きちんと投稿してきた私としては、全くもって本当に筆不精になってしまったようです。
なんやかんや忙しかったのも事実なんですけどね。
特に一年の後半はバタバタして、実は今もクリスマス前の準備と31日に日本に発つ諸々の準備でやる事が多く、
その合間をぬって慌てて書いている次第です。
去年のこの時期は義母が亡くなり、すぐ後に友人の息子さんが不慮の事故で亡くなる不幸が続き、
悲しい日々を送っていましたが、この一年は、家族みんなが健康で元気に過ごせたことがやはり一番嬉しいことでした。
5月にはアメリカのデンバーで仕事をしている下の息子に会いに行き、ついでにアラスカクルーズなるものを初体験して、
アメリカ旅行記第3篇を書くつもりでしたが、筆不精病と忙しさにかまけて願い叶わず・・でした。
3年目を迎えたバンド活動も忙しくなり(私が一番年上で頑張ってます!)
日本人会の忘年会での恒例演奏が終わってホッとする間もなく、来年3月のパース日本祭りのライブ演奏の依頼が遅くに来て
(去年は大分前に来たのでもうメンバー全員あきらめていたところ!)今、慌てて選曲や演出効果などを
どうするか意見を出し合っているところです。 いかんせん私が1月にパースにいないので、練習には参加できず、
パースに戻ったら試練が待ち受けています!
一見平和なパースの生活ですが、先日はシドニーで人質拘束事件があり、テロ警戒レベルが中から高に引き上げられたりして、
主要都市では緊張が高まりましたが、今は再び街中にいつものクリスマスの光景が広がり、
真っ青な空と海の祝福を受けた夏のパースのクリスマスの始まりでーす。
皆さん、どうぞ健康には気をつけて楽しいクリスマスを、そして2015年が皆さんにとって、そして世界中の人々にとっていい一年となりますように!
Merry Christmas and a Happy New Year !!
大泉高校20期生諸兄諸姉
メリークリスマス、そして謹賀新年。地球を半周した南米の地より先ず祝意を申し上げます。
当地は日中最高気温33~35℃の毎日です。
今年はそれでも時折寒冷前線が南からやってきて降雨と“涼しい南風”が吹き込む日々が幾度かあり、
過ごし易いと感じます。されど年が明ければ40℃の日もあるでしょう。
当地は11月初旬から徐々にクリスマスモードに入り、中旬には飾り付けがどんどん始まり、
12月となれば街中が完全にクリスマスの雰囲気です。国民の殆どがキリスト教徒、それもカソリックが圧倒的多数であり、
他ラ米諸国と同様国教もカソリックと憲法で定められていますから(宗教と信仰の自由は保証しています)、
当然といえば当然のクリスマス風景が出現します。近所にあるショッピングモールもクリスマスの飾り付けが
なされていますので写真を添付します。
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正面玄関Xmas ツリー1階から | 正面玄関Xmasツリー 2階から | |
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正面玄関入口 |
この盛夏の暑いクリスマス、正月を今までに何回過ごしたか数えてみました。今までに31回、今年で32回になります。
という事は人生の半分を夏のクリスマス、正月で迎えたこととなります。
特に一番印象に残っているのは在ペルー日本大使公邸占拠事件が発生した1996年のクリスマスと正月です。
他人の経験話は退屈なることは承知しておりますが、その折の話を少々、何卒御付き合いを頂ければ幸甚です。
12月17日夜にサンチアゴ市内のホテルで日智商工会議所関係の年末懇親会がありました。
年内の全ての業務は早目に済ませており、数日後には年末年始を利用しての一時帰国休暇を控えていたので
心置きなく美酒を頂いて上機嫌で帰宅、そのままぐっすりと眠りにつきました。
ところが翌日18日早朝6時半頃でしたか当時勤務していた会社の業務本部から国際電話が掛かってきて、
1)リマ駐在員事務所の駐在員2名が前日17日夜の日本大使公邸で開催された天皇誕生日祝賀会に
乱入してきたテロリスト達により人質となったのはほぼ間違い無い模様。
2)リマに最も近いところに駐在している弊員に可及的速やか、出来れば本日中にリマ入りして事件の実態情報収集と
事務所の状況把握、運営をしてほしい。
3)東京本社も24時間誰かが交代で当直に入る体制を組んだので連絡報告相談事項には
何時でも対応できる様にしておく。(それは、当方は1人で24時間対応、本社は3~4名で24時間対応ということでは
ないのかいという突っ込みは入れませんでしたが)
4)数日後に一時帰国休暇取得予定であることは業務本部も人事本部も承知しているが、状況が状況なので
一旦延期という可能性が極めて大きいことを予め是非御了承頂きたい。
との要請を受けました。電話を受けると同時にTVをつけて話をしていたのが子供達にも聞こえたのでしょう、
彼らが起きてきて、お父さん日本に行けないの?日本のお祖父ちゃんやお祖母ちゃんに会えないの?と言う始末。
3年振りの一時帰国でしたから彼らも楽しみにしていたのですが、世の中そうは甘いものでは無い、
予定通りに進むと思ったら大間違いと伝え、早速出張の支度開始。
朝のリマ行きフライトは既に全便出ていたので夕刻の便を予約して6年振りのリマ出張と相成りました。
夜の10時半頃にリマ事務所に到着、翌日は日本政府現地対策本部と在ペルー日本商工会議所会員が
対策本部としていたジェトロ事務所に挨拶、事務所運転手に事件現場である日本大使公邸に案内させました。
公邸入口から数十メートルのところにペルー警察が非常警備線を設置、誰も入れさせない厳戒態勢で、
当然の事ながら警備線のところには地元メディアを始めとして各国メディア、通信社が揃って集結、放送用車両が幾台も並び、
カメラの放列が敷かれていました。地元TV局は24時間の占拠事件特番放送のみを流していました。
テロリスト集団も人質が多くては管理しきれず、老人女子持病持ちから順次クリスマスに向けて
人質は解放されて行きまして、勤務先会社も人質2名のうち事務所次席がクリスマス前に解放となり、
流れとして各社各機関の主管者のみが人質として残されて長期戦になりそうな傾向にあることが判明し、
人質を取られている各社は対策の練り直しを始めたのもクリスマス前でした。
クリスマスイブは日本料理店に仕出し幕の内弁当を用意して貰い、ホテルの自室で独り弁当をつまみ乍ら、
ウィスキーを傾けつつ、深夜零時を迎えました。クリスマスなのに銃口を突き付けられている人質、同朋が
それぞれの家族のことを思い乍ら大使公邸内に閉じ込められて居るのかと思うと何ともやりきれない気分になったものです。
1週間後の大晦日にも同様の食事で同様の気分で新年を迎えました。
両日共にTVでは深夜零時の非常警備線の状況を報道していましたが、特に日本メディアの方々が
TVカメラの前で乾杯を繰り返している映像にはかなりの違和感を覚えました。
おいおい日本大使公邸内には我らの同朋が人質として囚われの身となっている状況を理解しているのかい?
クリスマス、新年であるが故に日本人として遠慮と慎みがあって然るべきだろうと感じたことでした。
ラ米諸国では、クリスマスは日本人の正月に相当する大切な日であるのは御案内の通りです。
当地でもクリスマスイブに親しい親戚友人が一同に集い、夜9時頃から食事をしながら語らい美酒に酔い、
午前零時を待ちます。午前零時に参加者全員でシャンパンで乾杯、クリスマスを祝います。
外では花火があちこちで打ち上げられ、その量が年々盛大になるのを見ると景気が良くなっているのかとも
感じる一方で、いやいやラテン世界は人生の楽しみの為には何事も各々の事情に応じて種々工夫するのが
上手なのだからとも思うところです。
クリスマスも新年もその年その年、それぞれに異なる思い出があり、その積み重ねが人生なのだと
60歳を過ぎてから益々思うところです。今年も長男洗礼親である家内従兄夫婦にクリスマスの夕食会に招かれたものの、
長男は当直勤務が入り、次男は神戸在住で不在なので家内と三男で行くこととなりました。
一家全員が揃うのもままならない年齢になったのだなと実感しています。
管理人の小山兄には今年も引き続きHP運用を頂き有難う御座いました。改めて篤く御礼申し上げます。
20期生諸兄諸姉、どうぞ良い年をお迎え下さい。
12月も半ばとなり、クリスマスまであと一週間ほどになりました。
この数日は暖かくクリスマス前の買い物客で街は賑わっています。
先日、11月末から12月始めにかけて日本に行きましたらすでにクリスマスとお正月のものが沢山ありNYより賑やかに感じました。
飾りつけも華やかで綺麗にされていて日本人の几帳面さが現れているように思われます。NYも最近は電飾が多くなり、
華やかできれいですが、果たして電力消費量は?話題のLEDであれば省エネになっているのでしょうか。
クリスマス時期は慈善の季節でもありますので、色々な寄付もこの時期が一番多くなりますし、
できる範囲で必要としている人の手助けをするなどもより活発におこなわれます。
全ての人が幸せな気分でいられるようにお互いを思いやるということがより強く感じられる時期でもあります。
色々な形のチャリティがあるとおもいますが、私のいま所属している日系の合唱団ではNJ側の病院にキャロリングにいきます。
日本でも最近は行われているようですが、この行事は団が混声合唱団になる前からの行事で
今年で21年目を迎え病院のスタッフの方達も心待ちにしてくださっています。
写真にあるように患者さんたちも楽しい気分になるようにクリスマスカラーで、被り物なども用意していきます。
サンタさんの衣装をつけた方が参加されたこともありました。宗教的には色々な方がいますが歌うのは賛美歌が中心となります。
病院内の飾りつけはツリーあり、ハヌカの飾りあり、です。8階から歌いながら下まで降りることになりますが
今年は一つの階が改装中で多少早く終りました。この時期には本当は病院にいる方が少ない方が良いのですが、
今年は嬉しいことに沢山の赤ちゃんに出会えました。団のなかにはこの病院で生まれた方もいて毎年参加しています。
またもう一つ別のアメリカの合唱団でもやはり病院に歌いにいきます。
こちらはレクリエーションホールでの1時間ほどの長さですので、メサイアの半分とハレルヤを歌います。
外のコンサートには出かけることができない方達、点滴を受けながらでも歩けるかたを含め病院内でこられる方達が
聞きにきてホリデー気分を味わえるようにですが、我々にとってはちょっと感傷的な面もあります。
この合唱団は色々な行事に参加しますが、大晦日に歌っています。そのまとめ役をしてくださっていた
ご夫婦の奥さんが看護婦さんとしてこのスローンケタリングという病院で働いていましたが、
白血病を発症してこの病院に何回か入退院をしましたが亡くなりました。
歌うことが好きで最後に入院するまで元気に歌いに来ていたので歌の好きだった彼女を想ってみんなの気持ちがまとまります。
これから年末まで色々なところでホリデーコンサートが行われますが
教会の中や静かな場所で色々な人に思いをめぐらし、自分のことを振り返り、先のことも少しは
考えてみるのも師走のひと時の過ごし方としては良いですね。みなさまも健康で佳いお年を迎えられますように。
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皆さんいかがお過ごしでしょうか。又恒例の年末年始の御挨拶の時期になってしまいました。皆さんの1年はいかがでしたでしょうか。
我が家では、去年1年が健康不安でしんどい年でしたが、今年は皆まあまあの元気さで無事1年を終わろうとしています。
2月に息子が結婚し、7月に娘が4人目を出産、10月には息子が可愛いお嫁さんを連れてメルボルンから来英、
とイベントフルな1年でした。息子のお嫁さんは佐賀出身の大和撫子で、スカイプでしか知らなかったので、
御対面となりとてもエクサイティングでした。明るくはきはきしていて気は利くし、いい人を見つけたと我々感心しています。
息子のことをよく面倒みてくれそうでほっとしています。
今年は夫も旅行できるくらい元気になったので、5月に1週間ローマへ行き、9月末にはベルギーのブルージュという
中世の町並みが残る可愛い街へ3泊鉄道で行ってきました。ローマは主なところはもう行ったので、郊外に目を向け、
特に地下鉄の駅からバスで1時間以内で行けるパレストリーナというところに行ったのですが、
紀元前2世紀(ヘレニズム)のナイルの洪水というモザイクは色といい、描写の細かさといい、素晴らしかったです。
最近は、1週間とか泊まるときはアパートを借りて自炊してのんびりやります。外食が1週間(我々は3日くらい)も続くと胃に堪えます。
ローカルの新鮮な食材で安く美味しく食べられるし、ワイン好きな夫はスーパーで好きなワインを買ってゆっくり飲めるので
満足と言う具合です。
ところで日本の景気は不況に逆戻りだそうで円も安くなりましたね。選挙の結果もまだ分りませんが
(どうせ自民党しかないみたいだけど)、少しくらい景気が上向きになっても地震とか自然災害でセットバックが多い国なので
まだまだ大変ですね。英国は西欧の中では景気がだいぶ良くなったのですが、EUの問題に足をとられてまだまだ予断を許しません。
EUが大きくなって、ルーマニアとかブルガリアの人たちまで自由にこの国に住めるようになって惨たんたるものです。
ちゃんと職を得て働こうとする人もいるでしょうが、スリとか詐欺を専門にするギャングが増えて被害が多く困ったものです。
最近は独立党という新党ができて、EU脱退を訴えて人気を上げています。英国は通貨こそ変えませんでしたが、
深くEUと関わっているのでもし脱退すると経済的な打撃が多いらしいのですが、私が思うに、
英国が脱退してEUも打撃を受けるんだからこの際脱退した方が言いと思い始めています。EU諸国の国力が皆違うのに
自由な人の移動というのはもう成り立ちません。多くの人たちが英国に来たがるのは、職があって、賃金も自分たちの国より高く、
福祉まで恩恵に預かれる、というわけですから、当たり前のことです。
そうでなくても、アフリカとか中東とか戦争したり貧乏である国とかから必死で海を越えてやってくる難民を防ぐことが難しいのですから。
英国も問題山積で大変です。来年5月に総選挙があるのでどうなるんでしょう。
国の現状には不服ですが、年金生活者としてはまあまあの生活ができているので、これでよしとするしかないですね。
やはり、人生健康第一、なるべく長生きして好きなものを食べて、好きなところに行って、いろんな人に会って、
そして孫たちの行く末を楽しめれば言うことなしですね。同期の皆さんもどうぞお元気で新しい年を迎えてください。
最後になりましたが、管理人の小山さん、今年も大変お世話になり有り難うございました。来年も引き続きよろしくお願いします。