更新 2010年11月1日
10月14日(木)日帰りのバスツアーで日光へ行ってきました。
天気予報は曇り時々晴れ。実際の空模様は黒い雨雲が広がって、不安な気持ちを駆り立てます。
朝、7時35分横浜駅を出発、ツアーお決まりのジュエリー工房で90分過ごした後、鬼怒川温泉で昼食と温泉入浴。
女性のお風呂は、室内の大浴場、露天風呂は、弱アルカリ泉、ラジウム泉、単純泉、そして小さな3種類のハーブ泉。
ちょっと入って隣へ・・・。ゆっくり温まったつもりはないのに、身体はぽかぽか。
東照宮へ向かうバスの中で、背中が汗ばむほど。
東照宮。小学生の時に始めて訪れてから4度目。
でも、ガイドなしのツアーと聞いて、源から下調べをした方が良いよとのアドバイスで、一夜漬けでネットで調べたことの確認作業。
三猿は、全部で8枚の猿の一生を描いたものの一部でしかないとか、眠り猫の裏側には雀の彫刻があって、平和の象徴になっているとか。
他ツアーのガイドさんの話を横から聞いていたら、眠り猫といっても、完全に寝ているのではなく、耳がぴんと張っていて、脚はすぐ立てる体勢になっているのだとか。
眠り猫の奥を登って行くと、徳川家康公の眠る宝塔が。
その横には、樹齢600年以上と言われるご神木・叶杉があり、願いごとがなんでも叶うと言われているとか。
その前で一人の女性が何か言おうとしたら、周りにいた友人に、もっと大きな声で言わないと、とけしかけられて、大きな声で○○好きよ・・・。
前回(と言っても25年ぐらい前)来た時はもっと白さが際立っていた気がしたけれど、今回は何だかくすんだ感じ。
平成27年(2015)の御祭神徳川家康公400年式年祭記念事業として平成19年から『平成の大修理』が始まったとのことで、本殿は修復作業中。
筆を手にして色を塗っている人がガラス張りの向こうにいて、修復作業を見せることで寄付を募っている様子です。
いろは坂を登って行くと中禅寺湖が左手に少し見えて、華厳の滝の入り口に到着。
エレベーターで観滝台まで行かなくても上から見えるところがあるとのことでしたが、霧の中で全く見えない。
エレベーター入り口の改札係の人に聞くと、下まで行けば見えますよ、とのことでエレベーターに。
丁度チリの鉱山落盤救出に一人あたり1時間かかるとの報道を聞いたばっかりだったのに比べて、100m下がるのはあっという間。
観滝台まで行くと、少し離れたところに華厳の滝が・・・。
コンクリートの通路を結構長い距離歩いた記憶はそのままだったけれど、滝は目の前でもっと大きかった気がしたけれど・・・。
記憶の曖昧さにびっくり。
朝が早かったので、帰りは眠りの内に横浜に着いていました。
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ペルーのリマ滞在中、スケジュールに一日空きができたので、ナスカの地上絵を見に行くことにしました。現地のエージェントに相談すると、「リマから車で4時間のイカという町へ行き、そこで遊覧飛行機に乗って見るのが一般的」とのことです。早速申し込んだところ、飛行機が100人位キャンセル待ちの状態で、とても無理だろうということです。残された手段は、車で6時間かかるがナスカまで行き、そこで飛行機に乗るというものです。「片道6時間もか」とも思いましたが、一方で「南米はそう何回も来れないしなー」との思いも湧き、結局行くことにしました。
夜明け前の出立は大変でしたが、いざナスカについてみるとイカと違い観光客は少なくすぐに搭乗できました。4人乗りの小さなセスナ機での遊覧飛行です。乗客はアメリカから来た若いカップルと小生だけ、パイロットをいれて4人です。操縦席の隣の席に座ったところ、パイロットから説明が始まりました。
「シートベルトをしっかりと締めれば安全。ないと思うけど、もし気持ち悪くなったら、そこにあるビニールの袋(レジ袋みたいなやつ)を使ってくれ」
「エ――!! 気持ち悪くなることあるのか」
そこで初めて、今までにセスナ機なぞに乗ったことがないことに気づきました。後はひたすらパイロットに教わった「息を大きく吸って、ゆっくり吐き出す」の繰り返しです。
ウィキペディアでは、「ナスカの地上絵は暗赤褐色の岩を特定の場所だけ幅1m〜2m、深さ20〜30cm程度取り除き、明るい色の岩石を露出させることによって描かれている」とありますが、色の感じは「大泉高校の夏の乾ききったパサパサの校庭を自転車で動き回った軌跡」のようです。いつ頃、誰が、何のために、この絵を描いたのか、諸説あるものの、定説はないようです。飛行機があるわけではなく、近くに高い山があるわけでなく、誰も見ることができないものをなぜ描いたのですかね。ロマンと言えばロマンだけど。
ハチドリ、蜘蛛、コンドル、サルなどの地上絵は一か所にかたまって書かれているわけではないので、セスナは右へ旋回したかと思うと、左周りで降下といったようなことの繰り返しです。でも、小さな飛行機に乗れたことはラッキーなことで、(ちなみにガイドブックによると、窓際の席でなかったら一回待って次の回で窓際を確保せよ、とあります)、小回りもきくので同じ絵をいろいろな方向から何度も見ることもできました。しかし、小生が撮った写真では何とか絵がわかりますが、実際の飛行では次にどんな絵が、どの方向に見えるのかさっぱり分からないので、パイロットが右と言えば右を向き、左下と言えばそちらを見るといった状態です。山田邦子の出世作であるバスガイドねた「皆さまーー、右に見えますのが右手の中指でございます」といった感じですな。
もっと地上絵を見ていたいという気持ちがある一方で、いつ気持ち悪くなるのかといった不安もだんだと募ってきましたが、ゆっくり大きく深呼吸の30分は無事に終わりました。地上に降りてまず思ったのは、「セスナはなかなか面白い。またチャンスがあったら乗ってみることにしよう」ということです。しかし、金銭的にはペルーだから乗れるのであって、欧米や日本じゃなかなかその気にならないと思いますが。
飽きるほど車に揺られた一日でしたが、結構満足して夜の9時ごろに宿へ到着しました。泊まっているホテルの支配人に(妙齢の日本女性しかも美人)、閑話休題、「地上絵がよく見られてなかなか感動ものでした」といったところ、「そうですか? 子供のころ行ったけど、面白くなかった記憶しかありませんが。テレビで見るのが、一番きれいに見えますよ」と言われました。子供のころに浅草や京都・奈良に連れていかれても、「別にーー」と反応するのと同じか。この歳になったら浅草、京都、奈良で感動しちゃうけどな。
なに? 「天気がよくてよかったね」って。ここはほとんど雨が降りません。Every day low priceならぬ Every day fineです。雨が降るようなら、とっくの昔に絵は消えています。従って、テレビでも天気予報というものをやってないそうです。
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今年は8月の1週に夏休みを取り、岩手県の八幡平へ行きました
最初の日は宮城蔵王の麓にある遠刈田温泉に泊まりました
翌日は、蔵王のお釜を見学。あまりよい天気に恵まれることは無いそうだ。曇りがちな山を上り詰め、なんとかお釜を見ることが出来ました。
その後、東北道を北上し、中尊寺を見学。本当に黄金のお堂で、それは見事だとは思いますが、どうも歴史の重みというのはあまりピンときません。
その日のうちに八幡平の麓まで到着しました
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東北道を北へ向かう | 蔵王のお釜 | |
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蔵王のお釜 | 蔵王の三段の滝 | |
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中尊寺 | 金色堂の前 | |
さて翌日、八幡平頂上まで行き、山頂付近の湿原のハイキングをしようと出かけました
ところが山を登りに連れて、次第にガスに覆われ、山頂付近は全く視界が利きません。
今回の旅行はここを目的に来たのですが、ハイキングはあきらめざるを得ませんでした。
夕方からは盛岡の街へ出かけました。東北4大祭りのひとつである、「さんさ踊り」を見に行くためです。午後6時になると、メインストリートは車がシャットアウトになります。
一つのグループは太鼓の一団が先頭で、そのあとに踊り手が続きます。このグループが延々と続きます。これを3日間別々のグループが踊るそうですから、
この地方あげての大きな夏祭りなのです
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八幡平山頂 | 八幡平山頂付近 | |
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山頂から樹海ラインを下る | 八幡平の松川地熱発電所 | |
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岩手駅(銀河鉄道) | 石割桜 | |
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さんさ踊り | さんさ踊り | |
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さんさ踊り | さんさ踊り |
翌朝、再び八幡平山頂を目指しました。しかし結果は昨日と同じで、頂上付近は深いガスに覆われていました。このころ関東は35殿晴天が続いていたようですが、東北地方は前線がかかり、残念ながら夏の盛りの晴天に恵まれませんでした。この日もあきらめて、東北道を南下しました。
途中、北上市の近くの猊鼻渓という風光明美な渓谷に寄りました。長さ数キロにわたり、絶壁の下を川が流れます。絶壁は川の船上からしか眺めることが出来ないそうです。女性の船頭さんの船に乗り、1時間半ほどかけて渓流を楽しみました。この日は仙台の秋保温泉に泊まりました
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八幡平山麓 | アスピーテラインのシェルター | |
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アスピーテラインの中腹 | 八幡平山頂付近 | |
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アスピーテラインより山麓を眺める | 猊鼻渓 | |
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猊鼻渓 | 船とともに泳ぐコイ | |
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女性の船頭さん。この竿で川を上り下りする | 猊鼻渓 | |
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猊鼻渓 | 猊鼻渓 |
翌日は、秋保温泉の奥に秋保大滝という滝があり、そこを見学。
続いて松島へ行きました。おなじみの松島湾めぐりの遊覧船に乗り、その後、瑞巌寺、五大堂を廻りました。ただ、瑞巌寺のとなりに円通院という庭がきれいな寺がありました。松島へ寄られる方は行ってみることをお勧めします
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秋保大滝 | 秋保大滝 | |
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松島湾観光 | 松島湾観光 | |
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松島湾観光 | 松島湾観光 | |
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松島湾観光 | 瑞巌寺の参道 | |
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円通院 | 円通院 | |
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円通院 | お昼に食べたちらし寿司 | |
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五大堂 | 五大堂からの眺め |